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ズルい勉強法ラボ
理論 第26回 ⏱ 約9分で読めます

「⊙と⊗どっちが手前?」が消える——矢の先か羽根かで一発暗記

電験三種「理論」で毎回迷う電流方向の記号⊙と⊗。「⊙は矢の先端=奥から手前」「⊗は矢の羽根=手前から奥」という一つのイメージで永久に迷わなくなります。さらに電気力線(+から-へ)と磁力線(N極からS極)の対応まで整理する、電験三種・理論の完全攻略ページです。

🃏 暗記フレーズ:矢が来る⊙・矢が去る⊗

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「⊙と⊗、試験中に必ず迷う……どっちが手前でどっちが奥なんだっけ?」

この悩み、実はシンプルに消せます。「一本の矢」をイメージするだけです。矢がこちらに飛んでくるとき、正面から見えるのは先端(=⊙)。矢が遠ざかるとき、後ろから見えるのは羽根(=⊗)。理由さえわかれば、丸暗記しなくても試験中に自力で思い出せます。

さらにこのページでは、電気力線と磁力線の対応関係もセットで整理します。「正電荷=N極」と対応させれば、電気と磁気を別々に覚える必要がなくなるからです。

この記事で身につくこと

  • ⊙と⊗の向きを「矢の先か羽根か」で永久に間違えなくなる
  • 電気力線(プラス→マイナス)と磁力線(N→S)の基本ルール
  • 正電荷=N極・負電荷=S極の対応で暗記量を半分にする方法
  • フレミング左手の法則と⊙⊗を組み合わせた実戦的な使い方

暗記フレーズ:「矢が来る⊙・矢が去る⊗」

今日のキーワードはこれだけです。

「電気力線はNから出てSへ入る。⊙は矢が来る・⊗は矢が去る。正=N、負=S」

声に出して何度か繰り返してみてください。このフレーズが入っていれば、試験本番でどんな問題が来ても方向を自力で復元できます。

ステップ1:⊙の正体——矢の先端がこちらに飛んでくる

「⊙(丸の中に点)」が示す電流の向きは**奥から手前(こちら向き)**です。

では、なぜそう覚えるのか。一本の矢があなたに向かって飛んでくる場面を想像してください。正面から見ると、矢の先端だけが見えますよね。その先端を真正面から見た形が、ちょうど丸の中の「点」に見えます。

「⊙=矢の先端が飛んでくる=電流はこちら向き(奥から手前)」——これで迷いが消えます。

🃏 暗記シート
Q. ⊙(丸に点)の記号が示す電流の向きは?「矢」を使った覚え方は?

ステップ2:⊗の正体——矢の羽根が遠ざかっていく

「⊗(丸の中にバツ印)」が示す電流の向きは**手前から奥(向こう向き)**です。

今度は矢があなたから遠ざかっていく場面を想像してください。後ろから見ると、矢の羽根が交差した形が見えます。バツ印が、まさにその羽根の交差した形です。

「⊗=矢の羽根が遠ざかる=電流は向こう向き(手前から奥)」——⊙の逆です。

🃏 暗記シート
Q. ⊗(丸にバツ)の記号が示す電流の向きは?「矢」を使った覚え方は?

ステップ3:電気力線と磁力線の基本ルール

記号の向きを覚えたら、次は力線の向きです。ここも1つの原則で整理できます。

電気力線——プラスから出てマイナスへ入る

電気力線は、電気的な力の向きを可視化した仮想の線です。方向のルールはシンプル:

  • 出口:プラス(正電荷)
  • 入口:マイナス(負電荷)

「プラスが出口」——このひとことで完結します。

磁力線——N極から出てS極へ入る

磁力線も同じ構造です:

  • 出口:N極
  • 入口:S極
出口入口
電気力線プラス(正電荷)マイナス(負電荷)
磁力線N極S極

2つを並べると、見事に対応していますよね。次のステップでこの対応を使います。

🃏 暗記シート
Q. 電気力線と磁力線、それぞれどこから出てどこへ入る?

ステップ4:「正電荷=N極」——対応表で暗記量を半分に

電気と磁気の力線の向きが対応することがわかりました。ここからさらに一歩踏み込むと、正電荷はN極と同等だということがわかります。

電気磁気
正電荷(力線が出る)N極(力線が出る)
負電荷(力線が入る)S極(力線が入る)

「正電荷=N極(出口)、負電荷=S極(入口)」——この対応を覚えておくと、電気と磁気の問題が両方解けます。別々に覚えるのではなく、対応させて覚えるのがコツです。

🃏 暗記シート
Q. 正電荷は磁極のN・Sどちらに対応する?暗記のコツは?

ステップ5:フレミング左手の法則と⊙⊗の組み合わせ

試験では「磁界中に電流を流すと力はどの向きに働くか」という問題が出ます。ここでフレミング左手の法則と⊙⊗記号を組み合わせます。

左手の3本の指を直角に立てます:

  • 中指(F:中指のF→Force=力):電流の向き
  • 人差し指(B:Bの形に曲がる→Bは磁界):磁界の向き
  • 親指(F:親指のF→Force=力):受ける力の向き

問題図で⊙や⊗が出てきたら、まず「矢の先か羽根か」で電流の向きを確定し、そのままフレミング左手に当てはめます。

【現場の豆知識】 ⊙と⊗の記号は電流の向きだけでなく、磁界や電界の向きを示すときにも使われます。「回転する電動機の磁界図」「変圧器の磁束図」——理論科目だけでなく機械科目にも登場します。この記号をマスターしておけば、科目をまたいで得点できるコスパの高い知識です。

まとめ

「⊙と⊗で毎回迷う」という悩みは、矢の先か羽根かというたった一つのイメージで解消します。

  • ⊙=矢の先端が飛んでくる=奥から手前(こちら向き)
  • ⊗=矢の羽根が遠ざかる=手前から奥(向こう向き)
  • 電気力線:プラスから出て、マイナスへ入る
  • 磁力線:N極から出て、S極へ入る
  • 正電荷=N極、負電荷=S極(対応させれば暗記量が半分

「⊙は矢が来る・⊗は矢が去る」——このフレーズを声に出して覚えてしまえば、もう試験で迷いません。次の一問、自信を持って進んでください。

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