「⊙と⊗どっちが手前?」が消える——矢の先か羽根かで一発暗記
電験三種「理論」で毎回迷う電流方向の記号⊙と⊗。「⊙は矢の先端=奥から手前」「⊗は矢の羽根=手前から奥」という一つのイメージで永久に迷わなくなります。さらに電気力線(+から-へ)と磁力線(N極からS極)の対応まで整理する、電験三種・理論の完全攻略ページです。
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「⊙と⊗、試験中に必ず迷う……どっちが手前でどっちが奥なんだっけ?」
この悩み、実はシンプルに消せます。「一本の矢」をイメージするだけです。矢がこちらに飛んでくるとき、正面から見えるのは先端(=⊙)。矢が遠ざかるとき、後ろから見えるのは羽根(=⊗)。理由さえわかれば、丸暗記しなくても試験中に自力で思い出せます。
さらにこのページでは、電気力線と磁力線の対応関係もセットで整理します。「正電荷=N極」と対応させれば、電気と磁気を別々に覚える必要がなくなるからです。
この記事で身につくこと
- ⊙と⊗の向きを「矢の先か羽根か」で永久に間違えなくなる
- 電気力線(プラス→マイナス)と磁力線(N→S)の基本ルール
- 正電荷=N極・負電荷=S極の対応で暗記量を半分にする方法
- フレミング左手の法則と⊙⊗を組み合わせた実戦的な使い方
暗記フレーズ:「矢が来る⊙・矢が去る⊗」
今日のキーワードはこれだけです。
「電気力線はNから出てSへ入る。⊙は矢が来る・⊗は矢が去る。正=N、負=S」
声に出して何度か繰り返してみてください。このフレーズが入っていれば、試験本番でどんな問題が来ても方向を自力で復元できます。
ステップ1:⊙の正体——矢の先端がこちらに飛んでくる
「⊙(丸の中に点)」が示す電流の向きは**奥から手前(こちら向き)**です。
では、なぜそう覚えるのか。一本の矢があなたに向かって飛んでくる場面を想像してください。正面から見ると、矢の先端だけが見えますよね。その先端を真正面から見た形が、ちょうど丸の中の「点」に見えます。
「⊙=矢の先端が飛んでくる=電流はこちら向き(奥から手前)」——これで迷いが消えます。
ステップ2:⊗の正体——矢の羽根が遠ざかっていく
「⊗(丸の中にバツ印)」が示す電流の向きは**手前から奥(向こう向き)**です。
今度は矢があなたから遠ざかっていく場面を想像してください。後ろから見ると、矢の羽根が交差した形が見えます。バツ印が、まさにその羽根の交差した形です。
「⊗=矢の羽根が遠ざかる=電流は向こう向き(手前から奥)」——⊙の逆です。
ステップ3:電気力線と磁力線の基本ルール
記号の向きを覚えたら、次は力線の向きです。ここも1つの原則で整理できます。
電気力線——プラスから出てマイナスへ入る
電気力線は、電気的な力の向きを可視化した仮想の線です。方向のルールはシンプル:
- 出口:プラス(正電荷)
- 入口:マイナス(負電荷)
「プラスが出口」——このひとことで完結します。
磁力線——N極から出てS極へ入る
磁力線も同じ構造です:
- 出口:N極
- 入口:S極
| 出口 | 入口 | |
|---|---|---|
| 電気力線 | プラス(正電荷) | マイナス(負電荷) |
| 磁力線 | N極 | S極 |
2つを並べると、見事に対応していますよね。次のステップでこの対応を使います。
ステップ4:「正電荷=N極」——対応表で暗記量を半分に
電気と磁気の力線の向きが対応することがわかりました。ここからさらに一歩踏み込むと、正電荷はN極と同等だということがわかります。
| 電気 | 磁気 |
|---|---|
| 正電荷(力線が出る) | N極(力線が出る) |
| 負電荷(力線が入る) | S極(力線が入る) |
「正電荷=N極(出口)、負電荷=S極(入口)」——この対応を覚えておくと、電気と磁気の問題が両方解けます。別々に覚えるのではなく、対応させて覚えるのがコツです。
ステップ5:フレミング左手の法則と⊙⊗の組み合わせ
試験では「磁界中に電流を流すと力はどの向きに働くか」という問題が出ます。ここでフレミング左手の法則と⊙⊗記号を組み合わせます。
左手の3本の指を直角に立てます:
- 中指(F:中指のF→Force=力):電流の向き
- 人差し指(B:Bの形に曲がる→Bは磁界):磁界の向き
- 親指(F:親指のF→Force=力):受ける力の向き
問題図で⊙や⊗が出てきたら、まず「矢の先か羽根か」で電流の向きを確定し、そのままフレミング左手に当てはめます。
【現場の豆知識】 ⊙と⊗の記号は電流の向きだけでなく、磁界や電界の向きを示すときにも使われます。「回転する電動機の磁界図」「変圧器の磁束図」——理論科目だけでなく機械科目にも登場します。この記号をマスターしておけば、科目をまたいで得点できるコスパの高い知識です。
まとめ
「⊙と⊗で毎回迷う」という悩みは、矢の先か羽根かというたった一つのイメージで解消します。
- ⊙=矢の先端が飛んでくる=奥から手前(こちら向き)
- ⊗=矢の羽根が遠ざかる=手前から奥(向こう向き)
- 電気力線:プラスから出て、マイナスへ入る
- 磁力線:N極から出て、S極へ入る
- 正電荷=N極、負電荷=S極(対応させれば暗記量が半分)
「⊙は矢が来る・⊗は矢が去る」——このフレーズを声に出して覚えてしまえば、もう試験で迷いません。次の一問、自信を持って進んでください。
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